厚生労働省は、21世紀の日本をすべての国民が健やかで心豊かに生活できる社会となり、健康寿命がのびて生活の質が向上するよう、「健康日本21」という健康づくりの運動を推進しています。
その運動の中で、「1日350g以上の野菜を食べましょう」という目標が設定されています。野菜料理を一皿70gとすると、1日に5皿となります。例えば朝食に2皿、昼食に1皿、そして夕食に2皿となります。皆さんの野菜の摂取量はたりていますか?
国民栄養調査では、1人1日あたりの野菜の平均摂取量は277.5g(平成15年度)となっています。年代別で最も野菜を多く摂取している60歳代の人でも339.3gと、目標値の350gに達していません。この結果から、現代の日本人の食生活には、野菜が不足しているのが分かります。
野菜や果物には、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。しかし、私達の食生活はここ30年で大きく変化し野菜の摂取量が不足しています。日本型の米や野菜中心の食生活から、肉類や脂肪分の多い欧米型の食生活に変わり、栄養バランスが崩れてしまったのです。そのため、生活習慣病になる人が増えてしまいました。
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